宏精堂 家門表具店

0797-85-1337 月曜~土曜 9:00~19:00

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ごあいさつ

創業明治45年(1912年)、兵庫県宝塚市にある表具店(一級表装技能士の店)です。

(ふすま)障子(しょうじ)の新調や張替、掛軸(かけじく)和額(わがく)の表装や仕立直し、屛風(びょうぶ)衝立(ついたて)の新調や仕立直し、古書画(こしょが)の修復、和室(茶室)の腰張りや洋室のクロス貼りなどの内装工事一式を承っております。

伝統を重んじながら、現代の家にも調和するしつらえをご提案いたします。お気軽にご相談ください。

職人紹介

家門 秀行(かもん ひでゆき) 四代目店主

家門秀行
  • 昭和45年 生まれ
  • 1級表装技能士(表具作業)
  • 職業訓練指導員(建築内装系表具科)
  • 令和3年度 兵庫県技能顕功賞受賞
  • 平成23年度 宝塚市優秀技能者表彰
  • ひょうごの匠
  • 阪神表具内装協会 理事
  • 兵庫県表具内装組合連合会 事務局長

四代目店主 家門秀行のインタビュービデオです。2012年に Niko Kitsakis さんがスイスより来日され、当店にて撮影して下さいました。

家門 潔(かもん きよし) 三代目店主

家門潔
  • 昭和18年 生まれ
  • 1級表装技能士(表具・壁装作業)
  • 職業訓練指導員(建築内装系表具科)
  • 平成25年度 黄綬褒章
  • 現代の名工
  • 全国技能士会連合会 マイスター
  • 厚生労働省認定 ものづくりマイスター
  • ひょうごの匠
  • 阪神表具内装協会 相談役
  • 兵庫県表具内装組合連合会 相談役・理事
  • 西日本表具内装協会 会長
  • 全国表具経師内装組合連合会 副会長
黄綬褒章の額
読売新聞の記事
全技連マイスターの楯

当店のこだわり

本物伝統

本物のは呼吸します。

蒸し暑い夏には湿気を吸収し、乾燥する冬には含んだ水分を放出します。

自然の素材が見直されはじめている今、本物のと暮らしませんか?

素材へのこだわり

紙、布、のり、化学製品は極力使わない

当店では、紙、(きれ)(のり)などの材料に関しては、「本物」へのこだわりからなるべく化学製品は使わないよう心がけています。

もちろん化学繊維の入った紙や裂、化学糊にも長所がありますので、適材適所として使用する場合もありますが、その際も使用する理由と素材の長所短所を包み隠さずご説明し、お客様にご納得いただいたうえで、最小限にとどめています。

ホームページに価格表を掲載しない理由

(ふすま)障子(しょうじ)の新調や張替、掛軸(かけじく)和額(わがく)の表装や仕立替え、屛風(びょうぶ)衝立(ついたて)の新調や修復の価格は、お店によって異なります。当店はサイト上に価格を掲示していませんので、新聞広告や折込チラシで「激安」価格を謳っている業者さんに比べると、もしかしたら高いのではと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか? でも実際はそんなことないんですよ。

価格を掲載すると、その数字だけが独り歩きしてしまいがちですが、工場で大量生産される家電製品などとは異なり、使用する紙や(きれ)の種類や工法によって値段は大きく異なります。実際に紙や裂の見本を手に取って御覧いただき、長所や短所を含めた特質および施工方法について説明させていただければ、価格面でもきっと御納得いただけるものと確信しています。

お預かりする本紙や下地の状態、またお使いになる環境によって、それぞれに最適な材料と工法があり、それを見極めて施工するには技術と経験が必要です。表面的な価格だけではわからないこともありますので、是非一度、お問い合わせ下さい。

店舗の概要

電話・Fax

電話: 0797-85-1337
Fax: 0797-84-6107

営業時間

月曜~土曜 9:00~19:00
※土曜日も通常通り営業しております。
※定休日は日曜および祝日です。

所在地・アクセス

〒665-0842 兵庫県宝塚市川面5-13-3

JR宝塚駅より徒歩2分です。

沿革

明治時代 兵庫県の名塩村(現在の西宮市名塩)で紙漉きの傍ら、堤燈や障子、襖の張替を始め、『家門表具店』と名乗る。
明治45年
(1912年)
初代 家門 平作 が家業を継ぎ、表具の仕事を本業の柱とする。
昭和21年
(1946年)
二代目 家門 猛 が兵庫県宝塚市に移り、屋号を『清宝堂 家門表具店』と改める。
昭和58年
(1983年)
三代目 家門 潔 が独立開業し、屋号を『宏精堂 家門表具店』とする。
平成7年
(1995年)
阪神大震災で『清宝堂』が全壊廃業。『宏精堂』が本店となる。
平成29年
(2017年)
四代目 家門 秀行 が店主となる。

今年(2024年)、家門表具店は 創業112年 を迎えます。

特別国際種事業者

特別国際種事業者登録証

「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づき、事業として象牙製品等の取引を行うためには、有償・無償にかかわらず、あらかじめ一般財団法人自然環境研究センターへ『特別国際種事業者』として登録する必要があります。

象牙の軸先がついた掛軸や巻物をお預かりして修復や仕立替えをしてお返しする際に、元の象牙製品をそのまま使ってお客様に返す場合でも上記の「取引」にあたり、特別国際種事業者しか行うことができませんのでご注意ください。